時効完成後の債務承認(上)
消滅時効の完成が間近か、または経過している貸金債権を安く買い集め、債務者を探し出して取り立てるケースが頻発しているようです。
貸金元本こそ少ないながら、5~10年分の遅延損害金が加算されているので、請求額は結構な額になります。これは違法か?と問われれば、事案によりけりで必ずしもそうは言い切れないのでしょうが、明らかに問題なのは取立の方法にあるようで…。
「借りたものは返さんかい!職場を知ってる。取り立てに行くぞ!」 と凄む。
「給料差押えるぞ!!」 と連呼する(※債務名義は取られていない)。
この手の事件を短い間に続けて受任しました。上の脅し文句は録音テープを起こしたものですが、監督官庁に問い合わせたところ、苦情や相談が多く寄せられているとの話でした。売る側・買う側とも登録業者で、しかも売る側は大手だったりするのが驚きです。
このように凄まれれば怖くない筈がありません。急の取立に困惑し、中には恐怖のあまり指定された口座に振り込んでしまった方もおられました。
次回に続けます。
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